ビットコインの高騰の理由は様々な理由が考えられます。
ここではそれぞれの理由を詳しく見ていきましょう!
1.ビットコインの需要の高まり
仮想通貨に限らず、需要と供給で価格が変動します。
つまり需要が高まる=価格上昇に結び付くという事です。
今後のビットコインの価格上昇によって利益を得る為にビットコインを購入する人がほとんどでしょう。
その為ビットコインが値上がりしだすと上がるんじゃないか?と購入する人が増加し需要が高まり、また値上がりするという事です。
- ビットコインの買い手や購入者数が非常に増えた=需要
- 仮想通貨市場に流通するビットコインの枚数=供給
需要と供給はバランスが保たれていると価格は変動しませんが需要が供給を上回れば価格上昇、逆に需要が供給を下回れば価格下降するという仕組みです。
また有名になるにつれて仮想通貨に興味を持つ人が増えてきている事も要因でしょう。
2.ビットコイン半減期
ビットコインには半減期というものがあります。4年に1度の周期で報酬を減らす時期の事を言います。
なぜわざわざ報酬を減らすような半減期を作るのかというと、流通するビットコインが市場に出回りすぎるとビットコインの価値が下がってしまうからです。
それを避けるために半減期というものをを設け、価値が下がるのを防いでいるという事です。
報酬の減少によってビットコインの発行枚数が減少します。
また翌年は需要が高まる傾向にあります。
簡単に言うと半減期前後になるとビットコインの価格か高騰しやすくなるという事です。
3.コロナ禍による金融緩和による市場へのお金の流れ
新型コロナによって世界的に様々な産業が打撃を受けて経済は困難を極める状況に陥った事で各国が金利を低くしてお金を普及したり給付金を配ったりという政策を取りました。
その結果、金余り現象というものが起き、株式や不動産、仮想通貨等に流れ込み、それらの価格は軒並み上昇していったという事です。
日銀を含む世界各国の中央銀行が金融緩和を実施すると仮想通貨の価格が高くなるという訳です。
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4.ビットコインETFの承認
「ETF」とは上場投資信託のことです。証券取引所で取引される投資信託で、証券会社に口座を持っていれば購入ができます。
また投資信託とは、投資家から集めた資金を、運用会社が株式や債券などに投じて運用してくれる金融商品のことで、仮想通貨ETFは、その名のとおり投資先が仮想通貨となっている。
仮想通貨ETFは、仮想通貨取引所で取引をするのではなく、他のETFと同じように、証券会社を経由して、上場先の証券取引所で取引する。
ETFは「〇〇ETF」という名称が多く、この「〇〇」にあたる物が主に投資対象となります。
例えば「金ETF」の値動きは金の価格に連動していたり、「インド株ETF」ならインド株の値動きに連動します。
そのような特徴を持つETFでビットコインも投資対象となることが2021年にアメリカで取引可能となりました。
ETFは小口から購入できることから、気軽にビットコインを所有するような感覚で購入できるため、結果ビットコインの需要が高まることになりました。
ビットコインETFは数々の拒否を受けながらも、複数の資産運用会社が修正案を提出する動きが加速していて2024年1月11日には米SECによりビットコインの現物ETFが承認されたという事です。
また残念ながら日本では、まだ(2024年1月時点)仮想通貨ETFに投資することはできません。
これまでは、ビットコインの先物ETFのみ承認されていましたが、2024年1月11日に現物ETFがアメリカのSECによって承認されました。
つまり機関投資家や個人投資家がビットコインを直接保有せずに、仮想通貨へのアクセスができるようになるという事です。
今後、日本での承認が下るかがは定かではないですが、米SECはこれまで現物ETF承認に否定的だったが申請を承認したので今後の動きに注目です。
今回はブラックロック(BLK.N)、21シェアーズ(ABTC.S)、フィデリティ、インベスコ(IVZ.N)、VanEckなどの申請が一気に承認されており、市場が大きく動いています。
仮想通貨ETFが証券取引所に上場するには、上場するETFごとに承認が必要です。
各国政府の金融規制当局(例えばアメリカなら米証券取引員会(SEC)、日本なら金融庁)等が申請先となります。
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